病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まります。ところが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、健康保険を使うと自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみとなっています。

そこで健康保険組合では、みなさんが支払った医療費、健康保険組合が負担した金額、給付金に該当した方には給付額などがわかる「医療費のお知らせ兼給付金支給決定通知書」をWebで閲覧できるようにしています。健康ポータルサイト「PepUp（https://pepup.life/）」からご覧になれます。

病院の窓口では、初診料・検査料・処置料など項目ごとに医療費が記入された領収書や、より詳しい医療情報が記載された明細書を発行してくれます。「医療費のお知らせ兼給付金支給決定通知書」と照らし合わせてチェックするように心がけましょう。

• ※「医療費のお知らせ兼給付金支給決定通知書」は、健康保険組合の正式な医療費通知ですが、電子的に発行・印刷したものは、確定申告時の医療費明細とならないとされているため利用することができません。
  医療費通知を利用して確定申告される方には、紙の「医療費通知（年間医療費のお知らせ）」をお送りします。
  確定申告の時期になりましたら皆さんにご案内しますので、健康ポータルサイト「PepUp（https://pepup.life/）」のホーム画面　健保からのお知らせ「医療費控除用　年間医療費通知の発行申請」から申請をしてください。